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Quinqu-Ortus
太古の昔、現在でいうグルナージュ大陸には、魔物が棲息していたといいます。
そのために、西部のごく狭い地域を除いて大部分はそもそも人間が暮らすことのできる環境ではありませんでした。
彼らの持つ甚大な力に、人々が対抗する手段はなかったのです。
あるとき、一人の探検家が、山奥で採れたという光る石を持ち帰ります。
眩い輝き放つ暖かなその石を、彼はガルムと名付けました。
彼自身はそれをただの宝石として売り歩き、それなりの富を得たようですが、
一方で、ガルム鉱石と接することにより特別な力を発現させる者がいることがわかってきます。
水を生むもの、地を耕すもの、草花を育むもの。彼らの力は様々に、人々の生活の中に溶け込んでゆきました。
空を駆けるもの、炎を操るもの、海を拓くもの。彼らの力は少しずつ、大陸の魔物たちを淘汰してゆきました。
そうした魔術師たちの中に、ひときわ優れた五人の一団があったといいます。
彼らは魔物たちの力の源を突き止め、それをさらに大陸の豊穣のために活用する方法を生み出しました。
彼らの尽力により、グルナージュ大陸は現在のような自然豊かな姿を保つことができるのです。
『五の始源(クィンクォルトゥス)』と呼ばれる彼らは、世を去った今もなお、各地の墳墓からこの大陸の泰平を見守っています。
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